見ました。

知人から、映画「プレステージ」のただ券もらったので初日に観てきた。
メメント」のクリストファ−ノーランがすきなら満足できるはず。
インソムニアバットマン(ビギンズ?だっけ)も肩すかしだったから、
この復活はうれしい。
凝った編集とだましプロットてんこもりで、ラストまで一気にみせていく。
ちよっとダァクなトーンなので、万人うけはしないと思うけど。
泣けないし。非情な話だし。
だからってTV宣伝にMr.マリックとか使わないでほしい。
安くなるから。
見るべきものは筋肉質な長身痩躯、ヒュ−ジャックマンの華やかさ。
クラシカルなシルクハット姿もお似合い。
コルセット姿で胸丸出しのスカーレットヨハンソンが霞む。
「Xメン」のウルヴァリンがいちばんすきだけど、素顔でもいいなぁ。
ちょっと眼が離れ気味なのがまたいいんでなぁ。
仇役クリスチャンベール、地味。
前々からトムクルーズ下膨れにしたような顔してるとは思ったけど
完璧な歯並びをしたトムクルーズとの違いは、にゅっと目立つ犬歯
かなぁ。トムクルーズより、セサミストリートカウント伯爵
(丸顔で紫色のドラキュラ)似だわ、と膝を打った。


映画終わって、日比谷公園内にある「松本楼」で昼食。
せっかくなら、公園の緑が堪能できるテラス席に座りたい気持ちは
わかるけど、屋内のテーブルは空いてすぐ食事にありつけるのにだよ、
テラス席待ちの行列ができてるのはへんだと思った。
我は屋外席はきらいなくらいなので(突然の虫の飛来、暑いとか寒いとか面倒じゃん)
店内で名物カレーをいただきました。ああ・おいし。
口のまわりをぺろぺろ舐めながら店を出て、地下鉄入口に向かっていると、
尾っぽを立て、しゃなりと往く褐色の牝猫が、ぴたっと停止、
おもむろに放射線に放尿する姿に遭遇した。
はあ、優雅な獣じゃ。