「ナイロビの蜂」
フェルナンド・メイレレス監督は「シティオブゴッド」でファンになった。
妻が死んだ後も傍らに息遣いを感じ、記憶を愛おしみ、存在を強く感じるという
ロマンがベタ甘にならず、繊細な味わい。・・さすが。
「クラッシュ」監督ポールハギス
『黒なすび』ことドンチードルも出演。よく練られた構成、説得力のある
人物描写に唸るが、全体に地味感。豪華な配役なのに、これいかに。
箱マダムにとって「クラッシュ」といえばクローネンバーグ・JGバラードの方。
「BAADASSSSS!」
うぬぼれが強くて才能がある黒人監督って、スパイクリーのことじゃないよ。
「エブリバディフェイマス」
ベルギー発のオランダ語映画。不細工でさえない人たちがそれぞれの幸せを
手に入れていくのがうれし。
デブス(デブでブス)ヒロインが朗々と歌い上げる「ラッキーマヌエロ」が
耳に残る。