なんのことだか

あらっ!
うっかりした。前の日記からヒトツキ飛び越しちゃったよ。
もう5月じゃん。鯉のぼりももうはためいてないじゃん。

連休中は大阪の西成あいりん地区参拝したり、
伊賀の忍者屋敷で忍者もなか買ったり、
岸和田のさびれたモールで悪態ついたり、
妹の婚約食事会ではしゃいだり、
ともだちの結婚式で撮る撮る写真ことごとく失敗して
新婦には一枚もあげられなかったり、
忙しかった。
留守中ケーブルテレビの映画を録りすぎ、うちのDVDレコーダー
のギガはもうパンパンで、ああ・これ減らさないと
わたしが明日死んじゃうくらいの脅迫観念で眼精疲労と戦いつつ
映画連続鑑賞してたら、
あ〜れ〜? 明日からもう仕事?

早かった。


去る4月、山形の山奥にある「おしんのふるさと」に行きました。
銀山温泉
そういう売り文句なんです。いや・「おしん」にはなんの思い入れも
ないんですよ、
一度行ってみたかった銀山温泉はノスタルジィな温泉街なんです、ようは。
4月だというのにまだ雪深い山形の奥地にある温泉街は
まことにきちんとこじんまりしており、あったかい人々のおもてなしが
荒んだ都会人の心をほんわか「癒す」っていうかね・・
小さな駅に着いたら宿から迎えのマイクロバスが来てくれてたんですけど、
素朴な訛りの青年が運転するバスは宿までの行程をもてなそうと思うわけですよ、
人造湖」寄ります? 越冬のハクチョウがいっぱい居ますよ?
ジンゾウコ? あ・みずうみ。
いやいや、わたしはむしろ鳥は苦手で。
あの水掻きの膜が気持ち悪くて見てらんないんス。
「着きましたよー。自由時間は10分ですんで、白鳥の写真撮るなぞ存分にどうぞー」
って、夫婦は寒い水辺に放り出されて途方に暮れましたですよ。
白い鳥は総てハクチョウか、あれ?ハクチョウってもっとほっそりした感じで、
あれ?ガチョウが混じってないか?なんか下品なガチョウ。
いやどっちも苦手の鳥だけども。
ざっと、ガチヨウ8割、ハクチョウ2割でした。
似てるけどよく見ると違うっていえば、B-BOYと浮浪の方々ね。
箱マダムはよく間違えます。
ずりおちそうなズボンに大きめのシャツをぶかっと着こなし、キャップを斜かぶり、
よたよた歩くそのシルエットは、後ろから見ると相似ですよ。
あとは家財を積んだカートが傍らにあるかないか、におうかにおわないかで判別です。
会社の帰り道に新宿公園でB-BOYたちが集ってるのを遠目で見つけて、
あらジブラとか来てんのかしらと思いきや、
大炊き出しに群がる浮浪の人々だったりしてね。

写真は山形のみずうみで見つけた、鳥のえさ箱に吊るされるチュブラーシカの人形。
やっぱロシア生まれの「チュブ」は雪国が似合うわァ。