夏も終わりで、こんなこと。

今、手首に白いブレスするの流行ってるんでしょ?
箱マダムが勤める会社の部署で何人かソレしてて、
初めて見た時には「あ、リス(ト)カ(ット)だ」って
目そらしちゃった。だってー、包帯っぽいし、なんか
不自然に目をひくんだもん。
9月10日は『ホワイトバンド』の日。
こどもたちを救済する慈善主旨に賛同した世界のセレブリティたちが
こぞって広告に出たりして、テレビでコマーシャルフィルムと
ポスター見たけど、それってファッション?と見まごうほどの
チョ−かっこいい洗練ぶり。
ナカタ・ヒデも、さっそく白いの装着してマスコミにアピール。
300円でブレスを購入して、結果それが世界のこどもたちを救うっていうのは
意義深いことだと思うけど、ファッションとリンクすることで浅はかに見えますよ。
ファッションはすぐ廃れるものだから。
2ヶ月もすればそのブレスを付けることが気恥ずかしくなるだろう。
自分がなにに貢献したのか忘れてしまい、人に指差されて、
「それって懐かしくねぇ?」「もうヤバい」とおしめられるだろう。
旬なトレンド・チャリティってあり?
あー・昔からあるよ。赤い羽募金。
あれもファッショナブルに盛り上げてくれないかな。
地道で歴史ある慈善ですヨ。



噛みついちゃった。



先日、箱根宮の下の富士屋ホテルに参りました。ほほほほほ。
いえ・宿泊ではなく、ホテルのダイニングで昼食とっただけですが。
写真家アラーキーの亡き夫人が、このホテルのプールは井戸水だから特別冷たくて
気持ちいい、と昔エッセイで書いていて、箱マダムは泳げないくせに憧れたものです。
ホテルの内装も、すばらしい意匠を凝らしたジャポニズムモダニズムな装飾
(ちょっとヘンテコ)の数々。
奇声をあげて、ホテル内を写真撮影。手すりに彫ってある猿とか龍とか、
鯉のレリーフ、犬の銅像。やー、動物がいっぱい。
柱の一枚板に彫刻してあった色鮮やかな雄鶏が特にお気に入り。
ホテルの地下には、どういう意図だか、大きな木と森の小道セットを設えた
特別宴会室があって(勝手に侵入)、ここで寸劇してぇ、と思いました。
箱マダムが爪を立てているのはその室内の飾り窓です。
おぞましくなく、ファニーな蜘蛛の巣が素敵。