我は魚

hakomadam2006-08-23

新居が雑誌掲載されることになった。内装設計をお願いした事務所の紹介で、
○ネッセが新しく出した季刊雑誌の編集者とライターと、カメラマンが
先日取材にやってきた。
その雑誌の購買ターゲットは「パートナーと暮らす20.30代の女性」
という、ピンポイントというか偏狭というか、編集者が創刊号をくれたので
目を通したけれど、あら・1年もつかしら、って。
ふんわり微笑む薄化粧の女と淡白な男がちょろちょろ載ってる。
うーん、うちら夫婦はそぐわないというか、確実に浮くと思うな・・。
とにかく、取材報酬もくれるというから招いたのだけど。ライタ−と名乗る
若い男が質問ベタ。あ、あ、って口ごもってばかりでなにが聞きたいのか
要領を得ない。初めこそ小型のボイスレコーダー回してたのだけど、
途中で止ったままだし、ぼんやりしているし、メモあまりとってないし。
カメラマンは無愛想なひげ男で、ろくに挨拶なし、目礼のみ。
黙々と物どけて、置いて、各部屋の写真を撮っていく。
編集者から、カップル写真撮らせていただくかも、とあらかじめ
言われており、了承していたのだけど、カメラマンはわたしら住人には全く
興味はないようで、あっさり、じゃ失礼と帰っていった。
こりゃあ・わたしらの記事はボツかもね、と夫婦で話していたら、後日
原稿ゲラがFAXされてきた。読んでびっくり。
あのライターは取材だけじやなくて、原稿書きもまったく駄目だった。
日本語になってない、助詞が変、発言を捏造。
キャーッと叫びたくなるような出来。
全部書き直せ、と突っ返したいところだが、雑誌テイストとか字数制限もある
だろうから、どうしてもがまんできない(知能を疑う)箇所だけ校正して返した。
それは9月上旬に発売されるはず。
あまり読んでほしくないから雑誌名は教えません。
内装設計をお願いしたブルースタジオのホームページに、我が家が作品として
載ってます。これは素敵なので見てね。

http://www.bluestudio-design.com/

ブルースタジオは各物件にしゃれたネーミングしてくれるんだけど、我が家は
「エンドリケリー」という古代魚からとったらしい。
獰猛というか原始的な顔つきでうつくしい鱗をした魚。
たまたま、ドーモトツヨシが今やってるソロ活動名がおんなじ。
設計士さんはそういうこと疎い人なので、インスピレーションの源はあくまで魚、
だと思うけどなんかやだなぁ。